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青空文庫と株式会社ボイジャーは、青空文庫の収録作品を、簡単に、読みやすく表示する最適ビュワー「azur(aozora unique reader)」を本日発表しました。その「azur(アジュール)」を早速触ってみました。
「azur」がどんなものであるかというと、今まではWebブラウザーで、横書き、スクロールでしか読めなかった青空文庫を、縦書き、ページめくりで読める、というのが一番の特徴です。
青空文庫のトップページを「azur」で表示すると下のキャプチャー画面のようになります。

使用方法は、Webブラウザーとほとんど変わりありません。青い部分をクリックしていけば、リンク先に飛んで行きます。ただ、大きな違いがあるとすれば、先程もふれましたが、文字が縦書きで表示されるということと、ページめくりでページを読み進めるという部分です。
上のキャプチャーのように青空文庫のトップページが表示されますが、この「公開中 作家別‥ あ行 か行 さ行 た行 な行 は行」の次のページを表示させたい場合は、スクロールではなく、「スペースキー」または「矢印キー」でページめくりを行います。マウスをページの左端に持っていけばポインタが矢印に変わり、そこでクリックすることによってページめくりをすることもできます。
リンクをたどって、ページめくりをすることにより、各作品の「XHTML版(またはHTML版)」をクリックしてみます。「いますぐXHTML版(またはHTML版)で読む」というリンクがあるので、それをクリックするのも一つの方法です。
例えば折口信夫「貴種誕生と産湯の信仰と」の「XHTML版」を「azur」で表示させてみます。

ご覧の通り、ルビや返り点、傍線、インデントなど、XHTMLタグ(及び青空文庫の拡張タグ)を解釈して、縦書きで読みやすく表示されています。その他の大きな特徴として、青空文庫の入力者注のオン・オフ、JIS X 0213対応(予定)などがあります。その辺りの事は、追って報告します。
おそらく、青空文庫を日々活用している人にとって、手放せなくなるアプリケーションになること請け合いです。定価は2100円(税込み)。発売日がまだ決まっていないんですが、お試し版も用意されるようなので、それを試してみて、もし気に入ったならば是非買ってみてください。今後の青空文庫がどのように発展していくかの一つのキーポイントになると思います。

この「azur」のお試し版が入って、2004年3月31日時点の青空文庫全データ(CD-ROMの容量の関係でエキスパンドブック版は割愛)が入ったCD-ROMが500円で、4/22〜25に東京ビッグサイトで行われる東京国際ブックフェア2004の新潮社・講談社・筑摩書房・NTTソルマーレ・東芝・ボイジャー共同ブース(17-4)で販売されます。「azur」のデモもしているので、是非そちらも覗いてみてください。富田さんの講演もあります!
強調表示がきちんと示されるのがいいですねえ。マック版もあるのですよね。
ところで、富田さんの講演は、ブックフェアーのいつなのでしょうか。
Posted by: 門田裕志 at 2004年04月12日 23:01動作環境等の情報が抜けてました。
Windows2000,XP
MacOSX
の環境で動きます。MacOS9の人はゴメンナサイ。Windows98、Meでも動くとは思うのですが、まだ正式にはサポート発表されていません。
軽いアプリケーションなので、遅いCPUでも割とサクサク動くとは思うのですが、「金色夜叉」など大きいファイルをダウンロードするのはちょっとキビシイかもしれません。
富田さんの講演は、4/25(日)だったかな?
見た感じだと、国会図書館のWeb公開版のブラウザアドインソフトに近い印象を受けます。
ただ、動作環境からすると、私の端末(Win9x)では使えません。(T_T
せめてWin98SE位まではサポートして欲しい。(^^;
どなたもコメントしないので書き込みます。
大丈夫です。98SEでも動作します。
よそで「azurとT-Timeとの違いは?」というコメントを見かけたので、こちらに。
azurの表示例として示されている折口信夫「貴種誕生と産湯の信仰と」を、T-Timeで開いてみました。
↑こんな書き方で、キャプチャーが表示されるか、知らないままに貼りつけておきます。
もしダメだったら、src="以下のurlを、ウェッブブラウザーで開いてみてください。
【組み版情報の再現力】
T-Timeでは、htmlのタグは、ごく限られたものしか解釈されず、他は無視されます。
一方azurは、青空文庫のxhtmlに書き込まれた組み版情報に関わるタグを、すべて解釈します。
傍線や、二重傍線、破線、波線などは、T-Timeでは表示されません。
一方azurでは、傍線は傍線、二重傍線は二重傍線とそれぞれの形で表示されます。
傍点や白丸傍点、丸傍点、黒三角傍点などは、T-Timeでは表示されません。
azurでは、傍点類は、その形で表示されます。
T-Timeでは、返り点や訓点送り仮名は、本文の文字サイズで、本文の行中に表示されます。文中に紛れ込むので、読みにくく感じます。
azurでは、返り点は左寄りに小さく、訓点送り仮名は右寄りに小さく表示されます。
T-Timeでは、何字下げ、何字上げといったレイアウトタグは、無視されます。
azurでは、字下げ、字上げなどのレイアウトが再現されます。
外字画像や図版は、T-Timeでは、適切な「場所」に置いておかなければ表示されません。青空文庫をさっと開いて読む形では、画像は、空白になりました。
一方azurでは、開いたページにそのまま、画像が表示されます。
加えてazurは、[#改丁][#改ページ][#改段]といった青空文庫の注記を解釈して、ページを切り替えます。
[#天丼」は底本では「天井」]といった、青空文庫側が付けたタグを見えなくする機能も備えています。
T-Timeには、こうした機能は備わっていません。
【インターネットとの親和性】
T-Timeでは、まずウェッブブラウザーで青空文庫を開き、読みたい作品を表示させてから、ソースをT-Timeに流し込むという操作が必要でした。
一方azurは、それ自体がウェッブブラウザーとしての機能を持っています。
お気に入り、ブックマークに相当する栞から青空文庫を開き、作品へと進んでいけます。
読みかけの作品を、栞に登録しておくことも可能です。
ウェッブブラウザーのブックマークにはない、作品の途中に栞を挟んでおく機能も備えているので、「あとは明日読もう」と、いったん閉じて、次の日、同じ場所から読み始めることができます。
青空文庫に最適化してあることは事実ですが、他のウェッブページももちろん開けます。
なぜか2chには、気を配ってあるようです。
インターネットを前提としたazurには、検索エンジンを活用するための仕掛けが組み込まれています。
作品中に現れた言葉を、青空文庫の作品内や、インターネット全体で、即座に検索できます。
T-Timeにはなかった、新しい要素です。
インターネットと結びつけたことで、azurではβテストの段階から、当初はまったく想定されていなかった、使い方の実験が始まりました。
当初念頭にあったのは、「どこかに置いてあるファイルを、簡単に、快適に読むこと。」
ところが、ファイルをいったんコンピューターに処理させて、その結果をazurに表示させるというアイディアが生まれたのです。
これには、びっくり!
この路線上に何が出てくるか、期待が膨らみます。
その最初の成果である、「xhtmlファイル、自動0213化処理」に関しては、いずれ発案者兼開発者から紹介していただけるでしょう。
【T-Timeにあってazurにないもの】
T-Timeには、T-Time上で文書を編集する機能が備わっています。
一方azurでは、メニューに編集関係の項目が用意してあるので、先のバージョンではサポートするつもりなんだろうと予測は付きますが、最初のものでは、連動させたエディターで文書を修正して、azuruに再読み込みする形が取られるようです。
ここが、唯一「T-Timeにあってazurにないところ」でしょうか。
ただし、テキストやhtmlをazurで開くことは可能なので、ボイジャーのいう「ハイファイテキストリーダー」としても、利用は可能です。
ttzやドットブックも、azurで開けます。(ボイジャーの広告には、ドットブックに関する記載がないのですが。それと、いつまでたっても、ボイジャーのウェッブページのトップに、azurの文字が現れないのも、不思議。)
※ボイジャーの広告は、「半歩進んだ」と控えめなので、大したことないと思われるかも知れませんが、私には新しい扉を開いた、「大きな一歩」のような気がします。
上で表示したかった画像が、でませんでした。
http://attic.neophilia.co.jp/... を出したかったんです。_(><)_
あと、T-Timeとの大きな違いは、azurは青空文庫ビュワーである前にwebブラウザであることです。
どんなホームページも表示できます。
ただ、どのページもazur向けにレイアウトされているわけではないので、綺麗にデザインされて表示はしませんが。
テキスト重視のサイトならば、それなりに効力を発揮します。
よく読んでみたら、富田さんと書いてることだぶってました。
とにかく、朝日新聞の「天声人語」などは、azurで見ると、案外いい感じです。
Posted by: ag at 2004年04月15日 16:32本筋からそれる話ですが、個人でホームページを持っている方で表示の確認をした、って言う人はどのくらいいるのだろう。
ちまみに、私は確認しましたが。
はじめまして。かなり遅いコメントですが...
もともと、青空文庫用に最適化されているので、過ぎた要望なのでしょうが、blogを読めるようになるといいなぁと思っています。
最初のバージョンでは(報告はしていませんが)いくつかのサイトでは読もうとするとazurが落ちてしまったりしていました。現在では、少なくとも落ちることはないようですが。
T-Time,azurと、縦書きで快適に読めるようになったこと、本当に感謝しています。
さらに、blogでも、本文とその他(タイトル一覧など)が分離して読める(できればrssリーダ機能もあって)と、とてもうれしいのですが...
みなさんのXPとazurの関係は良好ですか?
ひょっとして私のPCだけでしょうか?相性が良くないように思います。
第三水準漢字以降をazurで表示することにしています。
(私信・・富田さん、いつぞやはありがとうございました。XANO明朝の(True type)では表示してくれませんでした。XANO明朝のu32でないとだめだったようです。)
困ったこと
その1・azurの検索機能を使うと、PCが固まってしまうときがあります。
その2・漢字コピーの時、右を抑えながらしようとするのですが、うまくいくときはいいのですが、大抵は、ページがぱらぱらと動いてしまいます。
いずれも私がドジだからでしょうけれども・・(-_-;)
Posted by: ten at 2006年02月19日 12:36Cool site. Thank you:-)
Posted by: shipping box new york at 2006年09月11日 04:23